連覇か。それとも、阻止か-。第102回東京箱根間往復大学駅伝が来年1月2、3日に行われる。今回は、史上初となる2度目の3…

連覇か。それとも、阻止か-。第102回東京箱根間往復大学駅伝が来年1月2、3日に行われる。今回は、史上初となる2度目の3連覇を狙う青学大、10月の出雲駅伝2連覇の国学院大、11月の全日本大学駅伝覇者の駒大、さらに中大と早大を入れた「5強」による混戦となりそうだ。見どころを全3回連載で紹介。第1回は優勝候補5校の「顔」となる選手を紹介する。

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3連覇を狙う青学大は、マラソン学生記録保持者の黒田朝日(4年)が、カギを握る。出雲7位、全日本3位とチームは沈んだが、自身はいずれも区間賞を獲得。1万メートルでも27分37秒62の自己ベストを残すなど、主将として存在感を示してきた。原晋監督(58)発令の「輝け大作戦」を成功に導くため、「自分にとっては最後の箱根駅伝。個人としてもこれまでで一番いい走りをしたい」と誓った。

◆黒田朝日(くろだ・あさひ)2004年(平16)3月10日、岡山県生まれ。岡山・玉野光南高。出雲6区1位、全日本7区1位。165センチ、50キロ。