連覇か。それとも、阻止か-。第102回東京箱根間往復大学駅伝が来年1月2、3日に行われる。今回は、史上初となる2度目の3…
連覇か。それとも、阻止か-。第102回東京箱根間往復大学駅伝が来年1月2、3日に行われる。今回は、史上初となる2度目の3連覇を狙う青学大、10月の出雲駅伝2連覇の国学院大、11月の全日本大学駅伝覇者の駒大、さらに中大と早大を入れた「5強」による混戦となりそうだ。見どころを全3回連載で紹介。第1回は優勝候補5校の「顔」となる選手を紹介する。
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3年ぶりの王座奪還を目指す駒大は、箱根7区区間記録保持者の佐藤圭汰(4年)が命運を握る。恥骨の故障で出雲はエントリーから外れたが、復帰戦の全日本7区で区間3位と好走。2年ぶりの優勝にも貢献した。佐藤含む4年生は22年度の大学3冠を知る最後の世代。「チームのために最後は走りたい。(ケガで)ほかのメンバーに迷惑をかけた分、恩返しをしたい」と意気込んだ。
◆佐藤圭汰(さとう・けいた)2004年(平16)1月22日、京都府生まれ。京都・洛南高。全日本7区3位。183センチ、68キロ。