連覇か。それとも、阻止か-。第102回東京箱根間往復大学駅伝が来年1月2、3日に行われる。今回は、史上初となる2度目の3…
連覇か。それとも、阻止か-。第102回東京箱根間往復大学駅伝が来年1月2、3日に行われる。今回は、史上初となる2度目の3連覇を狙う青学大、10月の出雲駅伝2連覇の国学院大、11月の全日本大学駅伝覇者の駒大、さらに中大と早大を入れた「5強」による混戦となりそうだ。見どころを全3回連載で紹介。第1回は優勝候補5校の「顔」となる選手を紹介する。
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伝統再建から30年ぶりの総合優勝を目指す中大は、主将の吉居駿恭(4年)がチームをけん引する。前回1区は兄大和(トヨタ自動車)が持つ区間記録を目指し先頭集団を飛び出すと、そのままトップでタスキを渡した。チームの1万メートル上位10人平均は21チーム中唯一の27分台でトップ。キャプテンは「与えられた区間でしっかりと区間賞となって先頭で渡したい」と歴代最多15度目の栄冠へ導く。
◆吉居駿恭(よしい・しゅんすけ)2003年(平15)4月8日、愛知県生まれ。宮城・仙台育英高。出雲4区7位、全日本2区2位。168センチ、52キロ。