中山は今季、キャリアハイの7本塁打と覚醒の兆しを見せた(C)TakamotoTOKUHARA/CoCoKARAnext …

中山は今季、キャリアハイの7本塁打と覚醒の兆しを見せた(C)TakamotoTOKUHARA/CoCoKARAnext

 主砲・岡本和真が抜ける巨人ではし烈な外野手争いの行方も注目されている。

 チームでは今オフ、FA移籍で日本ハムから松本剛が加入。かつての首位打者、またゴールデン・グラブを獲得したこともあり、松本は中堅候補として見られている。

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 となると残るポジションは2つ。

 まず一つは残留が決まったトレイ・キャベッジをどこで起用するかも注目となりそうだ。打率.267、いずれもチームトップの17本塁打、51打点をマークし、長打力が期待されるキャベッジはチームに欠かせないピース。

 また右翼の有力候補にあがるのはプロ5年目の今季、大きく飛躍した中山礼都にもある。

 本来は内野手だが、出場機会を求めてシーズン途中から外野にも挑戦、後半戦は右翼で先発する機会が増えた。

 自己最多の103試合出場。打率.265、7本塁打、32打点をマーク。特に後半戦ではリチャードとともに近未来打線でチームを盛り立てた。

 チームにはほかにもベテランの丸佳浩、佐々木俊輔、右の外野手として飛躍が期待されるプロ4年目シーズンとなる浅野翔吾、萩尾匡也、パンチ力ある打撃も持ち味の若林楽人、岡田悠希らも控える。

 阿部慎之助監督にとっても来季は就任3年目と勝負を賭ける年となる。

 果たしてし烈な外野手争いを制するのは誰となるのか。春季キャンプからガチンコ勝負が始まっていく。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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