<スターダム:両国大会「STARDOM DREAM QUEENDOM 2025」>29日◇東京・両国国技館タレントのフワ…

<スターダム:両国大会「STARDOM DREAM QUEENDOM 2025」>29日◇東京・両国国技館

タレントのフワちゃんがプロレスでの“師匠”葉月を相手に“再デビュー戦”を行った。フワちゃんは背中に大きなピンクの羽根をつけて入場。雪崩式ブレーンバスターやシャイニングウィザードなどを次々に繰り出して善戦したが、最後は11分33秒、ダイビングセントーンで3カウントを奪われて敗れた。

試合後には葉月と仲良くバックステージに登場。葉月に「どうだった?」と聞かれたフワちゃんは「本当に痛くて苦しくて、過酷だし、本当にもう超痛かったです、体中」と苦笑い。その上で「師匠、すごかった。鬼とは聞いていたけど、本当の鬼師匠。すごい苦しい戦いでしたけど、苦しいけど、本当にやりながらスローモーションに見えるぐらい、ずっと続いて欲しいぐらい楽しい試合」と充実感を漂わせた。

フワちゃんは続けて「ここから始まっていくんだなっていう思いと、勝てるぞ、勝てるぞって最後まで信じてるっていう、葉月さんから教わった覚悟だけを持って戦ってきました。やっぱり向かってくる葉月さんが本当に鬼だけど大好きで、そんな大好きな葉月さんと、こうして私の再デビュー戦を飾れたことが本当に本当にこれから先、一生の宝物になったと思います」と葉月にあらためて感謝した。

葉月は「再デビューの相手に選んでくれて、そこからたくさん練習もしたし、フワちゃんなりにいろんなことで悩んだと思うけど、プロレスラーになったら、もっともっと悩むことも、くじけることも、でもその分楽しいこともあると思う。プロレスラーフワちゃんはまだまだこれから夢がいっぱいあると思う。だから自分の手でしっかりその夢をつかみにいってほしいし、リング上でも言ってたけど、ウチのライバルになるんでしょ? そのためにはめちゃくちゃ訓練して、強くなって!」とエールを送っていた。

フワちゃんは22年10月にテレビの企画でスターダムでプロレスデビュー。しかし昨年8月にSNS上でお笑い芸人やす子に対して不適切な投稿を行い大炎上し、活動休止に追い込まれた。

だが今年11月の後楽園大会にサプライズ登場し、スターダムに入団することを発表。「いろいろな可能性を考えている中で、私にとってまた挑戦したいもの、それはプロレス一択でした」と“本職プロレスラー”としての意欲を示していた。