第102回東京箱根間往復大学駅伝競走(来年1月2、3日)の区間エントリーが29日に発表された。今回“5強”と呼ばれる優勝…
第102回東京箱根間往復大学駅伝競走(来年1月2、3日)の区間エントリーが29日に発表された。
今回“5強”と呼ばれる優勝候補はそれぞれ実力者を配置した一方、エース級を補欠に回す「陽動作戦」にも出た。大会初の2度目の3連覇を狙う青学大の主将・黒田朝日(4年)、7区区間記録保持者の駒大・佐藤圭汰(4年)はいずれも当日変更か-。21チームの戦いはすでに始まっている。
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帝京大は全日本2区区間賞の楠岡由浩(3年)が、エース区間の2区に配置された。前回は山登り5区で区間17位だったが、今季は1万メートルでチーム初の27分台を記録するなど大黒柱へと成長。夏場の距離走が実を結んだという3年生エースはチームが掲げる「5強崩し」を誓う。留学生や日本人トップランナーがひしめく激戦区間に「自分やチームの立ち位置的には主要区間を走らないといけない」と自覚を示した。