打撃格闘技のKNOCK OUTは29日、「KNOCK OUT.60~K.O CLIMAX 2025~」(30日、東京・代…
打撃格闘技のKNOCK OUTは29日、「KNOCK OUT.60~K.O CLIMAX 2025~」(30日、東京・代々木第二体育館)に向けた前日計量&記者会見を開催。第4試合のKNOCK OUT-RED女子-48キロ契約3分3回延長1回でサネーガーム・サックチャムニ(タイ)と戦うぱんちゃん璃奈(31=フリー)も出席した。
ぱんちゃんは先日、Xでトレーナーを務めていたキックボクサー良太郎(池袋BLUE DOG GYM/team AKATSUKI)との契約を解除したことを報告したばかり。この日は会見の冒頭で「ノックアウトの代表の(山口)元気さん含め、スタッフ含め、トレーナー、選手の方、いろんな人に支えられたので体重も落として、試合をするっていう選択ができたので、本当に今回、一番いろんなことが感謝を感じれたかなって思ってます」とまず周囲の人々に感謝した。
その上で良太郎との契約を解除したことについて「悪いことしたら、やっぱり認めて謝ってほしいし。そしたら一緒にまた組んでやりたいとも思ってるんですけど。なので良太郎トレーナーには言いました。『ひと言でも謝罪を書いてくれないと、私は会見で何言うかわからないですよ』と。『本当に止めた方がいいですよ、私のこと』って言ったんですけど何もなかったので。言える範囲で言いますと、ジムの女子選手が安心して通えるジムじゃなくなったということですね。私が知ったのはクリスマスですけど」と時折、涙ぐみながら説明。良太郎がセクハラ的なことを女子選手に対して行っていたと示唆した。ぱんちゃん本人は被害には遭っていないもようだ。
その上でぱんちゃんは試合に向け「明日はムエタイ(=肘ありのREDルール)デビュー戦なので、自分がムエタイに通用するかどうかが分かる一戦なので。自分もすごい楽しみなんですけど、ムエタイテクニックで相手選手に勝てることはないので、フィジカルパワーで押し切って、膝を100発もらっても、ダウンを取ってKOを狙いに行きたいと思います」と宣言していた。