ポスティング制度でのメジャー挑戦を目指す巨人岡本和真内野手(29)の移籍交渉が、最終局面を迎えている。複数の米メディアが…
ポスティング制度でのメジャー挑戦を目指す巨人岡本和真内野手(29)の移籍交渉が、最終局面を迎えている。複数の米メディアが28日(日本時間29日)、すでにエンゼルス、パドレス、パイレーツなど複数球団が、岡本の代理人を務めるスコット・ボラス氏側と接触していると報じた。交渉期限は、米東部時間の来年1月4日午後5時(同5日午前7時)だ。
複数の関係者によると、故障続きだったアンソニー・レンドン内野手(35)の引退が濃厚で三塁手の獲得を目指しているエンゼルスのほか、有力候補に挙がっているパイレーツ、右打ちの内野手を調査しているパドレスがこれまで積極的にアプローチを続けてきた。
このほか、レッドソックス、ブルージェイズなどが、バックアップの選択肢として興味を示している。
今オフ、交渉が解禁となった際、岡本の契約は4年総額6400万ドル(約99億2000万円)とも予想された。もっとも、今オフは市場の動きが遅く、村上宗隆内野手(25)はホワイトソックスと2年契約でサイン。超大型契約が見込まれるカイル・タッカー外野手(28=カブスFA)ら大物選手の動向も未定とあって、残り1週間で岡本がどんな判断を下すのか。年末年始を挟み、最後までギリギリの攻防が続きそうだ。
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運命の時が、刻一刻と迫っている。ポスティング制度でのメジャー挑戦を目指す巨人岡本の敏腕代理人ボラス氏側と、獲得を目指す各球団との折衝は、最終段階に入ったものとみられる。複数の関係者によると、故障続きだったアンソニー・レンドン内野手(35)の引退が濃厚で三塁手の獲得を目指しているエンゼルスのほか、有力候補に挙がっているパイレーツ、右打ちの内野手を調査しているパドレスが、これまで積極的にアプローチを続けてきた。
地理的な条件では、西海岸のエ軍、パドレスが優位とはいえ、現時点では両軍とも高額のマネー合戦に踏み込める状況ではない。エ軍はレンドンとの間で来季3857万ドル(約60億円)の契約を残しており、引退する場合の負担額が確定しない限り、高額投資には踏み込みにくい。
パドレスにしても、すでに先発右腕マイケル・キング投手(30)と3年総額約116億円、韓国人スラッガーの宋成文内野手(29)と4年総額約23億2500万円で契約。地方都市で財政面で不透明なパイレーツとの「三つどもえ」の様相ながら、いずれも決定打にはいたっていない。このほか、ブレグマンとの残留交渉と並行するレッドソックス、ビシェットとの再契約に可能性を残すブルージェイズなどが、バックアップの選択肢として興味を示しており、候補として挙げられている。
今オフ、交渉が解禁となった際、岡本の契約は4年総額6400万ドル(約99億2000万円)とも予想された。もっとも、今オフは市場の動きが遅く、村上宗隆内野手(25)はホワイトソックスと2年契約でサイン。超大型契約が見込まれるカイル・タッカー外野手(28=カブスFA)ら大物選手の動向も未定とあって、残り1週間で岡本がどんな判断を下すのか。年末年始を挟み、最後までギリギリの攻防が続きそうだ。
◆エンゼルスの内野事情 三塁は、7年総額2億4500万ドル(約380億円)で「史上最悪の契約」と呼ばれたレンドンが契約解除、引退となることが濃厚。現状では今季デビューし、7本塁打を放った新人ムーアがいる程度で、岡本は喉から手が出るほどほしい存在だ。一塁も今季12本塁打、OPS・742のシャヌエルで、岡本より打力が劣る。岡本は入団すれば、すぐに中軸を任されそう。
◆パドレスの内野事情 三塁は33年まで契約が残る、通算369本塁打のスーパースター、マチャドの指定席。岡本が入団するなら一塁へ回る公算が大きい。今季一塁を務めた首位打者3度の巧打者アラエスがFAに。一塁の候補には今季19本塁打のシーツ、韓国キウムからポスティングシステムで入団する宋成文が挙がる。宋は今季、打率3割1分5厘、26本塁打、90打点だった。
◆パイレーツの内野事情 2年連続最下位、10年連続ポストシーズン進出なしだが、来季の巻き返しへ、今オフは必死に補強を行っている。レイズから強打の二塁手ロウ、パドレスから一塁手オハーンを獲得した。オハーンがDHに入った場合は、3年目で今季11本塁打のホルウィッツが控える。三塁は今季7本塁打、OPS・667のトリオロがいる程度。岡本が入れば、弱点が埋まる。