第102回東京箱根間往復大学駅伝(来年1月2、3日)の区間エントリーが29日に発表された。1万メートル上位10人平均で驚…
第102回東京箱根間往復大学駅伝(来年1月2、3日)の区間エントリーが29日に発表された。
1万メートル上位10人平均で驚異の27分台を持つ中大は、学生屈指のスピード力で30年ぶりの総合優勝を狙う。前回1区区間賞の吉居駿恭(4年=仙台育英)は補員に回り、当日変更での起用が見込まれる。
1区はルーキー辻誉(1年=福岡第一)か。花の2区は、全日本8区区間2位と好走し、チーム2位に貢献した溜池一太(4年=洛南)が配置された。
3区は前回区間賞の本間颯(3年=埼玉栄)、4区には三宅悠斗(1年=洛南)を置いた。
前回往路では吉居の快走から4区終了時まで首位だったが、山登り5区で青学大に逆転を許し、2位。鬼門となる5区には11月の全日本4区区間賞の柴田大地(3年=洛南)が起用された。
山下り6区には並川颯太(2年=洛南)。7区以降はロード適性のある七枝直(2年=関大北陽)、前回8区の佐藤大介(2年=埼玉栄)、前回4区の白川陽大(4年=大塚)の順に並べた。最終10区は1年生ながら1万メートル27分台を持つ浜口大和(1年=佐久長聖)が務める。
歴代最多優勝15度目の栄冠をつかむには往路でのリードが欠かせない。1万メートルチーム歴代トップの岡田開成(2年=洛南)と、藤田大智(3年=西脇工)の27分台も控えており、当日の区間配置にも注目が集まる。
藤原正和監督(44)は「今年の箱根はおそらく復路までもつれるだろうというふうに。山が終わってからもう1回『よーい、ドン』みたいな展開になる」と話している。
<区間エントリー>
1区 辻誉(1年=福岡第一)
2区 溜池一太(4年=洛南)
3区 本間颯(3年=埼玉栄)
4区 三宅悠斗(1年=洛南)
5区 柴田大地(3年=洛南)
6区 並川颯太(2年=洛南)
7区 七枝直(2年=関大北陽)
8区 佐藤大介(2年=埼玉栄)
9区 白川陽大(4年=大塚)
10区 浜口大和(1年=佐久長聖)
<補員>
折居幸成(4年=横須賀)、吉居駿恭(4年=仙台育英)、吉中祐太(4年=豊浦)、佐藤蓮(3年=仙台育英)、藤田大智(3年=西脇工)、岡田開成(2年=洛南)