6季ぶりに日本ハムのユニホームに袖を通す有原、どんな活躍を示すか(C)産経新聞社 日本ハムは12月28日、ソフトバンクを…

6季ぶりに日本ハムのユニホームに袖を通す有原、どんな活躍を示すか(C)産経新聞社

 日本ハムは12月28日、ソフトバンクを自由契約となった有原航平と入団合意に達したと発表した。

 有原にとっては6季ぶりの古巣復帰、球団を通じて「プロ野球人生の始まりの地である北海道、ファイターズという球団にご縁をいただけて大変嬉しく思います。新庄監督のもと、優勝を目指して全力で腕を振り、1イニングでも長く投げチームに貢献したいです」と意気込みを語った。

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 チームにとっても大きな補強となった。有原は直近2年ともに14勝をマーク、2年連続最多勝を獲得。33歳シーズンで26登板で内、20登板でQS(6イニングで3点以内)を達成と安定感あるピッチングも高く評価されている。

 チームには今季有原と並ぶ14勝をマーク、沢村賞を獲得した伊藤大海を筆頭に、9勝の北山亘基、8勝の達孝太、ほか福島蓮、細野晴希など伸び盛りの選手が多い。

 球界を代表する右腕が合流することで若手にも刺激を与え、相乗効果が期待できそうだ。

 何といっても新庄剛志監督体制では悲願となるリーグ優勝、日本一に向けビッグな補強となった。

 今回の有原の古巣復帰は球団も仕事納めをすでに終えた今年最後の日曜日となる28日のお昼に球団公式X含め、正式発表された。年越しまで持ち越さずに、新シーズンに期待が持てる球団側の配慮も含め、ファン側は「うぉおおおー!!」「正式発表きた!」「おかえりなさい、有原選手」「大航海が完成しそう」と、新庄政権下では悲願となるリーグ優勝に向け、最強のピースが加わったと喜びの声が一斉に広がった。

 来季の戦いぶり、開幕カードで早速ぶつかる王者ソフトバンクとの対戦内容も大きく話題を集めていきそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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