<全国高校サッカー選手権:帝京長岡5-0大社>◇29日◇1回戦◇Nack54年ぶり12度目出場の大社(島根)が帝京長岡(…
<全国高校サッカー選手権:帝京長岡5-0大社>◇29日◇1回戦◇Nack5
4年ぶり12度目出場の大社(島根)が帝京長岡(新潟)に0-5で完敗した。
高校年代最高峰の高円宮杯U-18プレミアリーグに所属する強豪相手に序盤は踏ん張ったが、前半終了間際に一瞬の隙を突かれて先制を許した。
1点ビハインドで折り返すと、後半に守備が崩れて4失点。早々に全国の舞台から姿を消すこととなった。
中村展久監督は「よく粘っていたので、後半立ち上がりの2失点目が大きかった。0-1までは想定内。じれずにやろうと伝えていた。2点目のタイミングが早かった」と肩を落とした。
1点取れば流れが変わると信じ、選手たちには諦めないことを強調。攻撃的な選手の交代策などで反撃を狙ったが、かなわなかった。「準備してきたことは一生懸命だそうとして相手が上回った。全国の舞台で力を発揮してくれた」とうなずいた。
公立高校ながら4年ぶりに全国の舞台までたどり着いたことが誇らしいことだ。「高校サッカーは成長する場でもある。選手たちには身につけたことをそれぞれのステップに生かして、これがスタートラインだぞと話したい」と語った。