<全国高校サッカー選手権:金沢学院大付2-1日章学園>◇29日◇1回戦◇駒沢初出場から2大会連続2度目の出場となる金沢学…

<全国高校サッカー選手権:金沢学院大付2-1日章学園>◇29日◇1回戦◇駒沢

初出場から2大会連続2度目の出場となる金沢学院大付(石川)が日章学園(宮崎)を2-1で下し、前回大会に続いて2回戦に進出した。

エースのFW家辺凛太朗(3年)が2得点。前半21分に自ら獲得したPKを失敗したが、その5分後の同26分に相手のパスミスをカットし、ドリブルで持ち上がって右足を振り抜いて先制した。これが同校の選手権初ゴールとなった。

初出場だった前回大会は1回戦で鹿児島城西を相手に0-0からのPK戦を制し、2回戦は帝京(東京)に0-5で敗れていた。

先制直後に同点に追い付かれたものの、同33分には家辺が右からのクロスを右足でニアサイドを打ち抜き勝ち越しに成功した。守勢となった後半は主将のGK石山アレックス(3年)が好セーブを見せるなど粘り強い守備でリードを守り抜いた。

昨年1月1日の能登半島地震で被害を受けた。前日の開会式では「頑張ろう能登」と書かれた横断幕を掲げながら入場した。就任10年目の北一真監督(44)は「全国の舞台で戦えることに感謝」と話していたが、今大会は「全国3勝」を目標に掲げる。