◆バドミントン 全日本総合選手権 第5日(29日、京王アリーナ東京) 混合ダブルスの準決勝が行われ、緑川大輝(NTT東日…
◆バドミントン 全日本総合選手権 第5日(29日、京王アリーナ東京)
混合ダブルスの準決勝が行われ、緑川大輝(NTT東日本)、松山奈未(再春館製薬所)組が古賀輝(ジェイテクトStingers)、齋藤夏(PLENTY GLOBAL LINX)組を、21―12、21―16のストレートで下し、30日に行われる決勝進出を果たした。緑川は「攻撃的にいいテンポで決められた」とうなずいた。
緑川と対戦相手の斎藤は今年の11月までペアを組んでいた。この日は、ペア解消後の初戦。緑川が「球筋はばれているなと思っていたし、逆に自分もある程度球出すところは分かっていた」と冷静に振り返った。
緑川と松山は先月に新ペアを結成。松山は「組むときに五輪を目標に掲げたので、目指して進めていけるように頑張りたい」と3年後のロサンゼルス五輪でのメダル獲得を目指す。
「まだこれが完成系ではない。模索するところと、修正するところが必要。2人で話し合うところはたくさんある」と緑川。兜(かぶと)の緒を締めて、まずは明日の決勝に向かう。
松山と志田千陽の「シダマツ」ペアは、8月31日に行われたバドミントン世界選手権女子ダブルス準決勝を最後に解消。松山は先月5日に緑川とペアを組んで混合ダブルスに挑戦を表明し、志田は五十嵐有紗と女子ダブルスの新ペアを結成していた。