2017年ドラフト1位で九州学院(熊本)から東京ヤクルトスワローズに入団した村上 宗隆。高卒8年で2022年の日本人NP…

2017年ドラフト1位で九州学院(熊本)から東京ヤクルトスワローズに入団した村上 宗隆。高卒8年で2022年の日本人NPB最多の56本塁打・最年少三冠王含む843安打256本塁打647打点を積み上げたNPBを代表する主砲は、来季からはMLBシカゴ・ホワイトソックスへ歩みを進める

 高卒野手として東京ヤクルトスワローズからMLB入りは19年ぶり2人目となる村上の大いなる挑戦に対し、宇和島東(愛媛)から東京ヤクルトスワローズで10年活躍した後、2007年にタンパベイ・デビルレイズ(現:タンパベイ・レイズ)へと進んだ先駆者の岩村 明憲氏(現:ルートインBCリーグ・福島レッドホープス会長)からも熱いエールが送られた。

 12月27日、「故郷愛媛に恩返し」をテーマに岩村氏自身が会長に就き2013年に発足され、今年で第10回の節目を迎えた「一般社団法人プロ野球愛媛県人会野球教室・懇親会」後に、取材に応じた岩村氏は「懇親会のお楽しみ抽選会では愛媛県の子どもたちが喜んでいる姿を見るのが嬉しいし、野球教室も野球王国えひめを支える小中学生たちにとって何かの転機になれば。今後も地道な活動として続けていきたい」とプロ野球愛媛県人会の活動に触れ、「ムネ」と愛称で呼ぶ村上 宗隆のMLB入りにも言及。

「もちろんムネは東京ヤクルトスワローズの後輩だし、2008年にレイズがアメリカンリーグを制した時も、ディビジョンシリーズでシカゴ・ホワイトソックスとも対戦したこともある。そして髙津 臣吾・前監督がMLB時代、ホワイトソックスに所属していたご縁もあるので、ムネがシカゴを盛り上げてほしい」と並々ならぬ熱量で村上への想いを切り出した。さらには「オープン戦やWBCへの参加がどうなるかもあるが、リーグは違って対戦は限られる中でも大谷 翔平(花巻東・MLBドジャース)、山本 由伸(都城・MLBドジャース)を打ちたい気持ちを持って、現在低迷しているチームを救う気持ちを持って進んでいくことにはすごく応援したい。僕もデビルレイズに入団した時のチームは弱かったけど、2年目でチームメイトの大きな助けがあってリーグ優勝できたので、ムネには頑張ってほしい」と熱きエールを送った。

 また岩村氏は同じアメリカンリーグで数多く対戦したシカゴ・ホワイトソックスの風土にも触れ「シカゴはシビアな部分もあるし、シカゴ・カブスもあるが、逆にアメリカを代表するビッグシティなので、活躍すれば間違いなく応援してくれる。そこはムネが一歩ずつ積み上げてくれればいいと思います」と語った。

 最後は「成績が振るわないチームに入団するのは自分と被る部分もあるので、ムネが2年契約の中でいい導きをしてくれればすごく嬉しい。期待しています」と笑顔を見せた岩村氏。偉大なる先駆者からバトンを受け取った村上が、東京ヤクルトスワローズからMLBの舞台でどう羽ばたくのか、楽しみに待ちたい。