世界一3連覇へ大谷、ベッツ、フリーマンのMVPトリオが牽引か メジャー屈指の強力打線となりそうだ。ワールドシリーズ3連覇…
世界一3連覇へ大谷、ベッツ、フリーマンのMVPトリオが牽引か
メジャー屈指の強力打線となりそうだ。ワールドシリーズ3連覇を目指すドジャースの2026年シーズンのスタメンを予想する。
上位打線はMVPトリオが牽引する。1番の大谷翔平投手、2番のムーキー・ベッツ内野手はほぼ不動。フレディ・フリーマン内野手は相手先発が右投手なら3番スタメン。左投手なら4番に入り、3番にはワールドシリーズ第7戦で決勝弾を放ったウィル・スミス捕手やテオスカー・ヘルナンデス外野手が入るオーダーとなる。
デーブ・ロバーツ監督は左打者、右打者を交互に並べる「ジグザグ打線」を好む。5番以降は左打ちのマックス・マンシー内野手、両打ちのトミー・エドマン内野手、右打ちのアンディ・パヘス外野手らをマッチアップや状態によって入れ替えるオーダーか。
チーム打率.253こそリーグ3位(全体6位)だったが、244本塁打、825得点、OPS.768はいずれもリーグ1位(全体2位)だった。死角なしのラインナップに見えるが、目を引くのは多くの野手が30歳を超えていることだ。フリーマンは36歳、マンシーは35歳、ベッツは33歳、T・ヘルナンデスは33歳、大谷は31歳、スミスとエドマンは30歳。30代の選手ばかりがオーダーに並ぶ。26歳のキム・ヘソン内野手や25歳のパヘス、24歳のダルトン・ラッシング捕手の奮起を期待したいところだ。
今オフ、チームは守護神候補として通算253セーブの右腕エドウィン・ディアスを3年6900万ドル(約107億6000万円)で獲得。最大のウィークポイントを埋めた。
もう1つの課題と言われる左翼手はホスエ・デポーラ外野手のような若手の台頭を待つか、FAやトレードで新戦力を狙うのか。大物選手を獲得すれば、オーダーも様変わりする可能性はある。「夏のトレード期限前に何もしないことが理想」というアンドリュー・フリードマン編成本部長の次なる一手が注目される。(Full-Count編集部)