<2025年セ・リーグ編>年末恒例の「言葉の力」を、今年も3回に分けてお届けします。日々取材する担当記者たちの心に響いた…
<2025年セ・リーグ編>
年末恒例の「言葉の力」を、今年も3回に分けてお届けします。日々取材する担当記者たちの心に響いた野球人たちの声で、2025年を振り返ります。第1回はセ・リーグからの言葉です。
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村上宗隆「記者さんもペンを走らせて、書く言葉1つで人の心を動かすことができると思う。僕らも野球選手だからとかじゃなく、社会人として、しっかりした人間になりたい。それで少しでも(ファンの)力になれればうれしいです」
(8月30日、小児がん啓発ナイターだった広島戦で全てバックスクリーンへの1試合3本塁打を放った後、プロ野球選手の社会への影響力を問われ=上田悠太)
石川雅規「自分が自分なのか信じられない。1年1年の積み重ね、1試合1試合の積み重ねで今がある。そういう意味でいったら、あっという間でした。でも、この1勝で終わるつもりもない。またチャンスをもらえるように」
(4月9日、阪神戦で24年連続勝利を挙げた後、実感を込めつつ次の登板を見据える=上田悠太)
川端慎吾「勝負強さって、もう練習ですよね。たくさんの練習を自信にして、あとは腹をくくって打席に入るだけ。その練習が自信をつけさせてくれたのだと思います」
(9月27日、引退会見で。21年は代打打率3割6分6厘など勝負強さの秘訣=ひけつ=を問われ=上田悠太)