<東京6大学4年生進路>東京6大学リーグ4年生の進路がほぼ出そろった。ソフトバンク大越基4軍監督(54)の長男、立大の怜…
<東京6大学4年生進路>
東京6大学リーグ4年生の進路がほぼ出そろった。ソフトバンク大越基4軍監督(54)の長男、立大の怜投手(4年=東筑)は、RKB毎日放送に入社予定。競技人生に一区切りをつけ、地元福岡のテレビ局に進む理由は幼い頃から慣れ親しみ、父の職場でもあるソフトバンクの取材に関わりたいからだ。今月、ソフトバンクの優勝旅行にも父と参加。今度は取材者として優勝旅行に同行する思いを強くした。
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捕手のミット目がけて投げてきた野球人生だったが、来春からは視聴者とのキャッチボールに心血を注ぐ。ソフトバンク4軍監督の父基さんら家族と、ハワイへの優勝旅行に参加した大越は、ダイヤモンドヘッドを登頂したり、タカのV戦士らに交じりパーティーを満喫したり。「これからはテレビマンとして、選手たちのことを届けたいという思いを強くしました」と目に焼きつけた。
福岡県内有数の進学校・東筑から、早大出身の父と同じ東京6大学でプレーしたいと立大に進学。入学当初はDチームからのスタートだったが、3学年上の荘司(楽天)ら先輩投手たちの背中を追いかけ、着々と実力をつけて2年春のリーグ戦で初のベンチ入り。3年春の早大戦でリーグ戦初登板初先発初勝利を挙げるなど4年間でリーグ戦通算17試合に登板し、3勝2敗、防御率3・45。4年時には中継ぎも経験した。「自分1人では悩まず周りの助けを借りながら、考えに考え抜いた経験は、きっとこれからも生きる」と信じている。
就職活動は小学生の頃から慣れ親しんだテレビ業界を軸に行った。「スポーツを好きになる人がもっと増えるような番組作りに携わりたい」。父の勤務先でもあるソフトバンクを担当したい気持ちは、もちろん強い。「選手たちの人間性や裏側の努力を届けることができれば、スポーツを好きになる人がもっと増えると思います。今度は取材する側で優勝旅行に行って、選手たちを違う角度から掘り下げたい」と夢を膨らませた。【平山連】
◆大越怜(おおこし・れい)2003年(平15)12月19日、福岡県福津市生まれ。小学4年から勝山エンゼルスで野球を始める。同年1月に福間南小に転校。福間ジャイアンツでプレー。中学時代は福間中野球部に所属。東筑を経て立大経済学部経済学科に入学。好きな選手はダルビッシュ有(パドレス)。趣味は音楽鑑賞。家族構成はソフトバンク4軍監督の父、母、弟2人。