<「ゴールドラッシュ」アマチュア選手の今後>米大学野球関係者たちに実力を披露する場「ショーケース」が、日本にやってくる。…

<「ゴールドラッシュ」アマチュア選手の今後>

米大学野球関係者たちに実力を披露する場「ショーケース」が、日本にやってくる。米大手リクルート団体「ファイブ・ツール」が初上陸し、26年1月4日(千葉・ナスパスタジアム)、5日(東京・神宮)でイベントを開催する。既に留学中の大学生たちにとってはより良い環境へのステップアップ、高校生たちにとっては夢の野球留学をつかむチャンスだ。

米国内では各大学で行われている独自のセレクションはなじみが薄く、各地で開催するショーケースでの選手発掘が活発だ。ショーケースでは、60ヤード走や遠投、スイングスピードなど客観的なデータを計測したり、試合を行う。集まったデータやプレー映像を、スカウト側がリクルーティングに生かすという動きが定着している。ファイブ・ツールは米国内大学野球関係者2000人以上と独自にパイプを持ち、延べ1万人以上の進学支援に関わってきた。今季シルバースラッガー賞を獲得した遊撃手で、来春WBC米国代表のウィット(ロイヤルズ)らMLBで活躍する選手も少なくない。

今回のショーケース開催は、同社のジェフリー・カーン副社長が有望株があふれる日本人アマチュア選手に注目したことがきっかけだ。「MLBトップの大谷翔平が日本人選手の価値を不動のものとしました。森井翔太郎のように若いうちからアメリカでプレーしたいという選手も出てきたことで、いち早くアメリカの大学でプレーしたいという選手をつなぐために今回のショーケースを開くことになった」と力説した。

自社のHPに、参加した選手たちのプロフィルやプレー映像を掲載。インスタグラムやX(旧ツイッター)などSNSを活用して、情報を発信している。大学野球関係者らスカウトたちの目に留まるかは、イベントでの活躍次第だ。「人生を変えられる大きなチャンス」がそこに眠っている。【平山連】