ドジャース専門メディアがマンシーに来季限りでの引退を勧めた(C)Getty Images 来季もドジャースでプレーするこ…

ドジャース専門メディアがマンシーに来季限りでの引退を勧めた(C)Getty Images

 来季もドジャースでプレーすることが決定しているマックス・マンシーについて、ドジャース専門メディア『Dodgers Way』が“引き際”について言及している。

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 マンシーは今季100試合に出場して打率.243、19本塁打、67打点、OPS.846の成績を残した。11月に残留オプションを行使し、年俸1000万ドル(約15億3000万円)でドジャース残留が決まった。

 同メディアは「シーズン序盤こそ苦しんだものの、メガネを着用したことで攻撃的アプローチが復活。ブルージェイズとのワールドシリーズでも、自身の10月の伝説(ポストシーズンでの強さ)に新たな1ページを加えた」と記している。

 そんな中、同僚のミゲル・ロハスは来季限りでの引退を表明しているが、マンシーは来季以降も現役を続ける意向を示しているという。

 同メディアは「ドジャースにとって2026年は、マンシーと再契約するための年ではなく、ロサンゼルスでの彼の引退の花道として位置づけるべきだ。引退が必須ではないが、2027年以降もドジャースの正三塁手であるべきでは決してない」と厳しい見解を示した。

 さらに「ドジャースがここ2年連続で素晴らしいワールドシリーズ制覇を成し遂げたとはいえ、現実として主力メンバーの高齢化は進んでいる。マンシーを放出すると同時に、三塁の枠をアレックス・フリーランドのために空けることは、トッププロスペクトをチームに迎え入れる最も簡単な方法であり、他への補強資金を確保することにも繋がる」と指摘した。

 記事では「マンシーをベテランの控えオプションとして残すという現実的な選択肢もある」としながらも、「いずれのアプローチを取るにせよ、2026年の幕が閉じた後に、マンシーを正三塁手として指名するような契約延長は期待できないだろう」と主張している。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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