第104回全国高校サッカー選手権 1回戦 (28日、国立競技場)徳島市立4ー1早実(東京B) 開幕戦の1試合が行われ、徳…

第104回全国高校サッカー選手権 1回戦 (28日、国立競技場)徳島市立4ー1早実(東京B)

 開幕戦の1試合が行われ、徳島市立が早稲田実に4―1で大勝し、2回戦に駒を進めた。大応援団が駆けつけた早稲田実の迫力に屈せず、3大会連続で敗れていた初戦を突破した。29日には1回戦15試合が各会場で行われる。

 鳴門海峡の渦潮のごとく、徳島市立が早実を飲み込んだ。前半36分にMF芳田の今大会1号ゴールで先制し、後半にも東京大会4試合無失点の堅守を誇る相手から3得点。クロスを腰で合わせ、勝利を決定づける3点目を奪った東海林は「一生の思い出になるゴールです」と笑った。

 会場に集まった1万8364人のうち、徳島市立の応援団は約150人ほど。それでも早実の大応援団には、阿波踊りで用いる鉦(かね)で対抗し「カランカラン」という金属音が、開会式の入場行進で阿波踊りを舞ったイレブンのゴールラッシュを彩った。

 四国勢は、1989年度大会の南宇和(愛媛)以来、優勝から遠ざかる。河野博幸監督(51)は「実力で(国立競技場での試合が)できたわけじゃない。『これからだ』と伝えた」と表情を引き締め、再び国立で試合が行われる準決勝での“聖地帰還”を見据えた。(岡島 智哉)