阪神岩貞祐太投手(34)が意外な出会いから長寿選手への思いを強くした。前日27日に落語家の笑福亭鶴瓶(74)とのツーショ…

阪神岩貞祐太投手(34)が意外な出会いから長寿選手への思いを強くした。前日27日に落語家の笑福亭鶴瓶(74)とのツーショット写真をインスタグラムのストーリーズにアップ。28日に大阪・高石市内で行われた野球教室後、「たまたま行ったら、いらっしゃった」と飲食店でばったり会ったことを話した。

芸能界で長きにわたって活躍する大先輩との偶然の出会いに「縁起良すぎでしょ」と振り返った。以前に甲子園で会ったことがあり、面識があったため帰り際にあいさつ。「頑張って」と声をかけられ、「芸能界のレジェンドに声をかけてもらって本当に頑張るしかない」と思いを強くした。

岩貞もプロ入り後は毎年1軍で登板しており、来季は13年目を迎える。「第一線で長く活躍されている。自分自身も長く現役としてやっていきたい気持ちになりました」と決意した。

長寿選手として1軍の舞台で長く活躍することは目指している姿。「1試合1試合全力で準備して、がむしゃらに行くという気持ちでずっとやっている。それを継続して、終わる時に長くできたなと思えるような形にできたらといいと思います」と今後を見据えた。

この日の野球教室には伊藤将やマリナーズ福田特任コーチ兼コンサルタントとともに参加。「今、野球をやる子供たちが減ってきている。プロでやってる僕らが出向いて(野球教室を)やって増えればいいし、1人でも継続してやってくれる子が増えればやってる意味があるのかな」と思いを将来にも向けた。【林亮佑】