日本ハム今川優馬外野手(28)が2年連続でヤンキース・ジャッジが打撃指導を仰ぐリチャード・シュンク氏の指導を受けることを…

日本ハム今川優馬外野手(28)が2年連続でヤンキース・ジャッジが打撃指導を仰ぐリチャード・シュンク氏の指導を受けることを明かした。「年始に行ってきます。1週間弱くらい。やっぱ現状維持は退化ですからね。もっと進化しないと」と同氏が待つ米セントルイスへ赴く予定だ。

知人を通じて同氏に指導を依頼して今年1月に渡米して初対面。打撃フォームの体重移動をなくすと同時に早い始動とインパクト時の速いスイングを学んだ。「その時はまだ全然習得できていなかったけど、夏以降ぐらいにやっと感覚をつかんできた」。シーズン終盤の9月9日ソフトバンク戦では3年ぶりの本塁打をマーク。「やっぱ続けてよかったなって思います」と学んだことを取り組み続けた成果を実感した。

手応えを確かなモノにするために新年早々、再び海を渡って同氏に会いに行く。「さらにアップデートするために行こうと思いました。ジャッジも毎年指導を受けている。ジャッジがやっているなら、僕ももっとやらないといけないんで」。メジャー通算368本塁打を誇る“兄弟子”ジャッジを追うように、進化途上の今川も来季こそ本格覚醒する。【木下大輔】