阪神伊藤将司投手(29)が28日、大阪・高石市で岩貞らと野球教室を開き、先発ローテーションの立ち位置を守り抜く決意を明か…
阪神伊藤将司投手(29)が28日、大阪・高石市で岩貞らと野球教室を開き、先発ローテーションの立ち位置を守り抜く決意を明かした。来季の新戦力で、先発候補の左腕、イーストン・ルーカス投手(29=ブルージェイズ)が加入。先発左腕では実績のある大竹、高橋や門別、伊原、富田も控え、チーム内の競争がより激化している。伊藤将は「自分はもうアピールするだけやと思うんで。しっかり準備できたらいいなと思います」と、やるべきことに集中する。
21、23年と2桁10勝を挙げた。今季は7月終盤以降は勝ち星に恵まれなかったが、6月18日から7月13日にかけて4戦4勝。リーグ優勝につながる流れへチームを導いた。そんな実績を持つ左腕も、26年はまた自分の居場所を取りにいく。関東でフィジカル面にポイントを置いた自主トレに励み「すごく充実した自主トレだったんでよかったなと思います」と手応えを得ている。
野球教室の参加者との質疑応答で、東京ドームの高めのマウンドと相性がいいことを明かした。プロ通算は3勝2敗。「しっかり来年のために準備したいなと思います」と、ライバルの本拠地で勝ち越している強みも武器にする。