西武の西口文也監督(53)が28日までに、来年2月1日からの春季キャンプについて言及した。「とりあえずドラフト3位までは…

西武の西口文也監督(53)が28日までに、来年2月1日からの春季キャンプについて言及した。「とりあえずドラフト3位まではA班で連れて行く」と明言。ドラフト1位の明大・小島大河捕手(22)、同2位の中大・岩城颯空投手(22)、同3位の中京大・秋山俊外野手(22)はA班南郷キャンプへの参加が決定的となった。

再建期のチームにとってはルーキーたちも大きな戦力だ。今季はドラフト2位入団の渡部聖弥外野手(23)が左翼レギュラーとして定着し、シーズンで12本塁打。西口監督も「いい意味で今年、聖弥が期待を裏切ってくれたというか、期待以上の働きでこっちを驚かせてくれることが多かった」とたたえ「未知数だけど、秋山とかもどういう形になるのか楽しみ」と即戦力外野手に期待を寄せた。

ドラフト2位岩城については、これまで編成サイドは1年目のリリーフ起用を示唆する場面が多かったが、指揮官も「適性的にはリリーフの方があるかな」とあらためて言及。もちろんポジションは確約されたものではなく、“先輩”たちとの競争に加わっていくこととなる。【金子真仁】