懸垂(チンニング)は、腕の力だけで引き上げるイメージがありますが、実は“広背筋”を中心とした背中全体を効率よく鍛えること…

懸垂(チンニング)は、腕の力だけで引き上げるイメージがありますが、実は“広背筋”を中心とした背中全体を効率よく鍛えることができる、非常に優れたトレーニングです。

自重トレーニングの中でも特に難易度が高いので、1回でもできれば立派な筋力の証。

今回は「ワイドストリクト」をレクチャーします。監修と実演は、MELOS公認トレーナーの富田巧哉さんです。

ワイドストリクトの正しいやり方

1.肩幅より少し広めにバーを握る

2.下半身をリラックスさせ、肩甲骨を寄せるように体を上に引き上げる

3.肘が伸びるまでゆっくり下ろす

動画ではさらに細かく解説しています。正しいフォームと動きをチェック!

懸垂の効果を引き出すポイント

腕で引き上げるのではなく、背中や肩甲骨の筋肉を使う肩甲骨と背中を意識して、グッと引き寄せるイメージで行う

懸垂(チンニング)のすごい効果とは。5回、10回…毎日やると体にどんな変化が出てくる?

鍛えられる部位

広背筋の筋肉図

広背筋上腕二頭筋上腕三頭筋三角筋

おもに広く大きな背中を作るのにおすすめのトレーニングで、「広い背中」「スッキリとした脇まわり」など、後ろ姿のスタイルに影響します。

監修・出演プロフィール

富田巧哉(とみた・たくや)

MELOS公認トレーナー。東京都足立区出身、1995年9月2日生。東京学芸大学中等教育教員養成課程保健体育学科卒。現在は、EPARKスポーツ認定トレーナー・MELOS公認トレーナー・イベントプランナーとして活躍

<Edit:編集部>