全国高校バスケットボール選手権(ウインターカップ)が熱戦を繰り広げる中、惜しくも敗れた東北のチームを振り返る。5年ぶりの…
全国高校バスケットボール選手権(ウインターカップ)が熱戦を繰り広げる中、惜しくも敗れた東北のチームを振り返る。5年ぶりの出場の東北学院(宮城)は初戦敗退も、就任3年目の加藤真監督と初の全国の舞台を経験した。女子では福島東稜がセンターコートの夢破れるも5度目の正直で勝利をつかみ、2勝を挙げた。聖和学園(宮城)は2年生高田ツインズの妹・高田莉菜が来年のリベンジを誓った。【取材・構成 高橋香奈】
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聖和学園は初戦で四日市メリノール学院(三重)に58-74で敗退も2年生の高田ツインズが来年も全国での躍動を誓った。6得点の姉・陽菜について妹・莉菜は「自分の力を高められるような存在」と話す。互いに切磋琢磨(せっさたくま)し、莉菜もスタメン出場で8得点を挙げチームに貢献した。高田姉妹含め下級生10人が経験を積み、来年へつなげる。「チーム全体で底上げして、全員で勝っていきたい」と力を込めた。