<全国高校ラグビー大会:秋田工22-11専大松戸>◇1回戦◇28日◇大阪・花園ラグビー場最多15度の全国優勝を残る秋田工…
<全国高校ラグビー大会:秋田工22-11専大松戸>◇1回戦◇28日◇大阪・花園ラグビー場
最多15度の全国優勝を残る秋田工が、専大松戸(千葉第2)に競り勝ち、2回戦に進出した。
秋田工がシーソーゲームの1点リードで前半を折り返し、後半は2トライを加えて逃げ切った。
前半の2トライで勝利に貢献したCTB近藤龍之介(3年)は「一戦必勝で、目の前の勝負にこだわっている。バックスは力があるので、トライを取り切ること。やってきたことは出せた」と、チームで奪った計4トライを喜んだ。
1925年(大14)創部のラグビー部は、今年が100周年。前回大会の2回戦で山梨学院に敗れ、宿舎に戻った時から「次は創部100周年と言われ、負けられないと感じた。不安はないし、やりきるだけ」と近藤。
沢木賢一監督(54)は「細かい部分にこだわっていかないといけない。(100周年で周囲からの)重圧を励みに戦おうとしていたが、今日は少し硬かったかな」と反省した。
30日の2回戦は、御所実(奈良)と対戦する。【横田和幸】