<全国高校サッカー選手権:開会式>◇28日◇1回戦◇国立第104回全国高校サッカー選手権大会の開会式が行われ、専大北上(…
<全国高校サッカー選手権:開会式>◇28日◇1回戦◇国立
第104回全国高校サッカー選手権大会の開会式が行われ、専大北上(岩手)の吉池晃大主将(3年)が選手宣誓の大役を務めた。
各都道府県を代表してマイクの前に立った吉池主将は、「宣誓。私たち選手一同は、日々の努力の成果を発揮し、フェアプレーの精神を忘れず、これまで支えてきてくれた監督、コーチ、家族や仲間への感謝の気持ちを胸に、それぞれの目標のために諦めずに戦い続けます」と宣言。その上で、岩手出身のメジャーリーガー、ドジャースの大谷翔平投手の名前を挙げた。「今年、岩手県出身の大谷翔平選手がMVPに輝き、日本国内の野球界だけでなく、スポーツ界全体に大きな影響をもたらしてくれました。大谷選手のように世界で活躍していく選手が今大会に出場する選手の中から多く出ることに期待を寄せています」と伝えた。
さらに「自分は各都道府県選出の選手の代表としてここに立つまでの間に、いくつもの分岐点を経てきました。過去のどの一点での振る舞いや行動が違っていても、この場に立てていなかったことを思うと、人には誰にも人生を揺らす一点があるのだと強く確信します。この舞台に立てなかった選手たちの思いを引き受け、彼らの健闘を胸に戦うことで、今大会はもちろん、今後の人生においてもこの思いを大切にし、さまざまなことに前向きに取り組みたいと思っています」などと誓った。
堂々とした選手宣誓に会場からは大きな拍手が送られた。
選手宣誓の全文は次の通り。
宣誓。私たち選手一同は、日々の努力の成果を発揮し、フェアプレーの精神を忘れず、これまで支えてきてくれた監督、コーチ、家族や仲間への感謝の気持ちを胸に、それぞれの目標のために諦めずに戦い続けます。今年、岩手県出身の大谷翔平選手がMVPに輝き、日本国内の野球界だけでなく、スポーツ界全体に大きな影響をもたらしてくれました。
大谷選手のように世界で活躍していく選手が今大会に出場する選手の中から多く出ることに期待を寄せています。
自分は各都道府県選出の選手の代表としてここに立つまでの間に、いくつもの分岐点を経てきました。過去のどの一点での振る舞いや行動が違っていても、この場に立てていなかったことを思うと、人には誰にも人生を揺らす一点があるのだと強く確信します。
この舞台に立てなかった選手たちの思いを引き受け、彼らの健闘を胸に戦うことで、今大会はもちろん、今後の人生においてもこの思いを大切にし、さまざまなことに前向きに取り組みたいと思っています。選手権は、これまでの全てをかけた集大成の舞台です。
それぞれの高校が、それぞれの目標を目指し、支え合い、信じ合ってきた仲間との絆と積み重ねてきた努力をピッチで表現し、一点一瞬に魂を込めて戦うことを誓います。