29日深夜0時からTBS系で放送される「プロ野球戦力外通告」に元ヤクルトの山本 大貴(北星大付‐三菱自動車岡崎)らが出演…
29日深夜0時からTBS系で放送される「プロ野球戦力外通告」に元ヤクルトの山本 大貴(北星大付‐三菱自動車岡崎)らが出演する。
山本は三菱自動車岡崎から2017年ドラフト3位でロッテに入団。2022年7月にトレードでヤクルトに加入した。
ヤクルト移籍2年目には42試合、防御率2.55とブレイク。昨年は44試合、3勝2セーブ12ホールド、防御率1.42と貴重な左のリリーフとして、勝ちパターンの一角を担った。今年は開幕戦でマウンドに上がったが、故障があり、17試合にとどまり、防御率5.17と苦しんだ。
オフに戦力外通告を受けたが、過去2年続けて一軍で結果を残していることや、貴重な左投手ということもあり、他球団が獲得するのではないかという声も多く挙がっていた。しかし、現時点でNPB球団から獲得オファーがない状況となっている。
山本と同様に今オフに戦力外を受けた元巨人の今村 信貴(太成学院大)や元ソフトバンクの田浦 文丸(秀岳館)といった一軍実績のある左投手もNPB球団から獲得オファーが届いていない。今村はすでに現役引退を表明している。
しかしながら、左投手の中では北浦 竜次(白鴎大足利)、宮﨑 颯(埼玉栄 - 東京農業大)の2投手が他球団から支配下のオファーがあり、移籍が実現している。両投手ともに平均でも140キロ後半の直球を持ち、本格派に分類される。
一方、山本、今村、田浦ともに平均球速は144キロ以下と技巧派と言える。球速の高速化が進む現代野球では、やはり速いボールを投げられる投手が生き残りやすいようだ。