「全国高校サッカー選手権・1回戦、徳島市立4-1早実」(28日、国立競技場) 開会式と1回戦1試合が行われ、初勝利を目…
「全国高校サッカー選手権・1回戦、徳島市立4-1早実」(28日、国立競技場)
開会式と1回戦1試合が行われ、初勝利を目指した早実(東京B)は徳島市立(徳島)に敗戦。初出場だった2年前の開幕戦、同地で広島国際学院(広島)に敗れた雪辱を果たせなかった。
都大会では4戦無失点だった堅守が崩壊した。0-0の前半37分に、ゴール前でボールを奪われてから失点。後半2分には左セットプレーから頭で合わせられた。さらに同14分には左サイドからのクロスを体で押し込まれて3失点目。同33分にはだめ押し弾を食らい、GK山本士文(3年)は呆然とした表情を浮かべた。
国立のスタンドには、えんじ色の応援団が駆けつけた。“ホーム”の大声援を背に受け勝利を目指したが、相手の守備を崩しきれない。後半24分にはゴール前でFW篠田一(2年)が決定機で頭で合わせるも、相手GKの好セーブに阻まれた。
だが、試合終了間際に霜田優真(3年)が意地のゴール。同校にとって国立初得点。スタンドを湧かせたが、その後試合終了の笛が鳴り、選手たちはピッチに倒れ込んだ。