阪神の岩貞祐太投手(34)と伊藤将司投手(29)、マリナーズ福田秀平特任コーチ兼コンサルタント(36)が28日、大阪府高…
阪神の岩貞祐太投手(34)と伊藤将司投手(29)、マリナーズ福田秀平特任コーチ兼コンサルタント(36)が28日、大阪府高石市で野球教室を行った。
同市の少年野球チームに所属する小学5、6年生の約60名に身ぶり手ぶりを交えて指導。岩貞と伊藤将がペアとなりキャッチボールを披露すると、子どもたちから「うおー!」と声が上がった。
岩貞はキャッチボールの重要性を伝えて指導にあたった。「キャッチボールは準備じゃない。練習なんで。そう思ってもらえたらいいと思います」と説明。野球人口の減少にも目を向け、「プロでやってる僕らが出向いて増えればいいし、辞める子が減ればいい。1人でも継続してやってくれる子が増えればやってる意味があるのかなと思います」と語った。
伊藤将にとっては今オフ初めての野球教室。「こうやって子供たちと触れ合う機会ってそうそうないと思う。こういう機会で野球をしてくれたのは良かった」と振り返った。
福田特任コーチ兼コンサルタントはバットを手に子どもの前で打撃練習を実践した。「僕自身もコーチとして1年目のシーズンだったので、アメリカで学んできたこと、日本でやってきたことを伝えれたのかなと思います。子どもたちからすごくパワーをもらいましたし、彼らがこれで野球を続けたいと思ってくれたらいい」と願った。