日本ハムへの復帰が発表され、自身のSNSでホークスへの感謝を記した有原航平(C)産経新聞社 ソフトバンクを自由契約となり…

日本ハムへの復帰が発表され、自身のSNSでホークスへの感謝を記した有原航平(C)産経新聞社
ソフトバンクを自由契約となり、去就が注目されていた有原航平の日本ハム復帰が12月28日、正式発表された。有原は自身のSNSを更新。3年間在籍したソフトバンクへの思いを記した。
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有原は自身のXに、今季のリーグ優勝時の集合写真2枚を投稿。文面には「ホークスでの3年間、ホークスナインと切磋琢磨しながら考える野球ができたこと、小久保監督のもとでリーグ2連覇と日本一を達成できたことは一生の思い出です」と書き込んだ。
早大から2014年ドラフト1位で日本ハムに入団した有原は、20年オフにポスティングシステムを利用して、メジャー移籍。レンジャーズで2年過ごした後、23年に日本球界復帰。入団先がソフトバンクだった。
「なによりホークスファンの皆様には入団1年目の初登板から温かい拍手で迎えていただき、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。どんな状況でも名前を呼んでいただいて、マウンドから皆様の応援を心強く感じていました」
3年契約の中で38勝を挙げ、24年、25年は最多勝を獲得。33歳のベテランは「これからは違うチームとなりますが、一野球選手として、目の前の試合に全力で腕を振っていきたいと思います」と誓った。
そして、女房役の存在にも触れた。「僕と試合中もコミュニケーションを取り続けてくれた嶺井さん、拓也、海野、谷、陸、ありがとう!」。1、2軍を通じて、3年間でバッテリーを組んだ嶺井博希、甲斐拓也(現巨人)、海野隆司、谷川原健太、渡邉陸の名前を挙げて感謝した。
最後は「ホークスの選手、スタッフ、球団関係者の皆様ありがとうございました!」と結んだ有原。日本ハムに対しては、球団を通じて「プロ野球人生の始まりの地である北海道、ファイターズという球団にご縁をいただけて大変嬉しく思います。新庄監督のもと、優勝を目指して全力で腕を振り、1イニングでも長く投げチームに貢献したいです」とコメントを発表した。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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