◆スピードスケート 全日本選手権兼ミラノ・コルティナ五輪代表選考会 最終日(28日、長野市エムウェーブ) 女子1500メ…
◆スピードスケート 全日本選手権兼ミラノ・コルティナ五輪代表選考会 最終日(28日、長野市エムウェーブ)
女子1500メートル(M)が行われ、22年北京五輪銀メダルの高木美帆(TOKIOインカラミ)が、1分55秒12で優勝。今大会2冠を達成し、レース後には今季限りで自身を中心とする「チーム・ゴールド」を解散することを明かした。
高木はレース後、姉・菜那さんのインタビューの中でヨハン・コーチとやりとりに触れ「自分のレースの内容というよりは、多分このチームで、このメンバーでこのリンクで滑るというのは最後になる。チームが解散するということは決まっているし、そういう感情が大きかった。そういう会話でしたね」と語った。22年北京五輪後、ミラノ五輪に向けて結成されたチームは佐藤綾乃(ANA)や堀川桃香(富士急行)らと高め合ってきた。
高木は今大会、500Mで2位、1000、1500Mで優勝。自身4度目の五輪では、3大会連続の金メダル獲得に挑む。「前回の五輪の1500Mでは苦しい姿を見せたことに、自分の中で後悔がある。五輪の舞台で自分の全てを出せる準備をしていきたい」と語った。