12月28日の中山5R・2歳新馬(ダート1800メートル、16頭立て)は、単勝1・9倍の断然人気を集めたクラウトロック…

 12月28日の中山5R・2歳新馬(ダート1800メートル、16頭立て)は、単勝1・9倍の断然人気を集めたクラウトロック(牡2歳、美浦・加藤征弘厩舎、父ナダル)が、4コーナー先頭から8馬身差をつける圧勝劇を演じた。勝ちタイムは1分55秒7(良)。

 スタートを決めて2番手に構えると、4角手前から楽な手応えで逃げ馬をパス。最後の直線では後続をグングンと突き放すワンサイドゲームだった。アレクシ・プーシャン騎手は「調教に1週前に乗せていただいて、すごい手応えが良くていい状態を作ってもらっていました。直線に入ったところで遊ぶところはあったけど、追うとしっかり反応してくれて、力通りでした。すごい走る馬。未来が楽しみ」と絶賛した。

 加藤征調教師は「スタートが良く外枠だったのが良かったですね。ストレスなくスムーズに行けて思い通りの競馬でした。小脚を使えるので上でもやれそう。前半の入りが遅かった分時計は遅かったけど、勝ちっぷりが良かったからね」と期待が膨らむ勝利となった。