ソフトバンクでは3年間で38勝 ソフトバンクから自由契約となり、日本ハムとの入団合意が発表された有原航平投手が28日、自…

ソフトバンクでは3年間で38勝

 ソフトバンクから自由契約となり、日本ハムとの入団合意が発表された有原航平投手が28日、自身のSNSでソフトバンクへの感謝の思いを綴った。

 3年連続で2桁勝利を挙げ、今季は14勝9敗で2年連続の最多勝を獲得。チームを日本一に導いた。自身のX(旧ツイッター)に「ホークスでの3年間、ホークスナインと切磋琢磨しながら考える野球ができたこと、小久保監督のもとでリーグ2連覇と日本一を達成できたことは一生の思い出です」と記した。

 メジャーリーグ挑戦を経て2023年にソフトバンクへ入団。「なによりホークスファンの皆様には入団1年目の初登板から温かい拍手で迎えていただき、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。どんな状況でも名前を呼んでいただいて、マウンドから皆様の応援を心強く感じていました」とし、ファンの存在に支えられたことに感謝した。

 3年間の契約が満了し、ソフトバンクを退団。「これからは違うチームとなりますが、一野球選手として、目の前の試合に全力で腕を振っていきたいと思います。僕と試合中もコミュニケーションを取り続けてくれた嶺井さん、拓也、海野、谷、陸、ありがとう! ホークスの選手、スタッフ、球団関係者の皆様ありがとうございました!」とバッテリーを組んだ捕手1人1人の名を挙げ、チーム関係者に謝意を伝えた。

 有原は同日、日本ハムへの入団合意が発表された。日本ハム球団を通じ「プロ野球人生の始まりの地である北海道、ファイターズという球団にご縁をいただけて大変嬉しく思います。新庄監督のもと、優勝を目指して全力で腕を振り、1イニングでも長く投げチームに貢献したいです」とコメントしている。(Full-Count編集部)