世界最大の「人文字によるサッカーボール」をつくるイベントが27日、レッズランド(さいたま市桜区)で行われた。寒空の下、…

 世界最大の「人文字によるサッカーボール」をつくるイベントが27日、レッズランド(さいたま市桜区)で行われた。寒空の下、浦和レッズファン約1200人が集まり、見事ギネス世界記録に認定された。

 レッズランド開業20周年を記念した今回のイベントには、ファンのほか浦和レッズ、レディースの現役選手なども参加。紅白の2色に分かれ、1時間半にわたる試行錯誤の末、ギネス側が設定した250人を大きく上回る1198人の人文字で世界記録を打ち立てた。

 スタジアムでの観戦経験もある石井千桜さん(7)は家族4人で参加し、「楽しかった」と満面の笑み。父の信也さん(39)は「これまで見るだけだった世界記録に、自分が一員として関われて幸せです」と興奮気味に話した。

 浦和レッズの田口誠社長は「年末年始の忙しい中、これほど多くのファンに来てもらえるとは。どんな世代でも楽しめる生涯スポーツの在り方を体現できた」と満足げに語った。(恒川隼)