【愛知】第105回全国高校ラグビー大会が27日、大阪・花園ラグビー場で開幕した。中部大春日丘はこの日の1回戦に登場。初…
【愛知】第105回全国高校ラグビー大会が27日、大阪・花園ラグビー場で開幕した。中部大春日丘はこの日の1回戦に登場。初出場の岐阜聖徳学園を69―3で破り、隣県対決を制した。
13大会連続15回目出場の中部大春日丘は序盤から相手を圧倒した。前半4分、ゴール前のスクラムからFW坂口湊真選手(3年)が左にトライを決めて先制。7分と19分にはTB秋本倖季選手(1年)が快走し連続トライを奪うなど前半を24―3で折り返した。
後半に入ると勢いが増し、開始直後にターンオーバーからHB荒木奨陽主将(3年)が中央にトライ。その後もバックス中心に右へ左へとダイナミックな展開ラグビーを続けて計7トライを奪い、堅守で相手を抑え込んだ。
試合後、宮地真監督は「少し感情のコントロールを失って強引な試合になってしまった」と反省点を挙げ、「これからはそれではうまくいかない。冷静にクールな頭で臨みたい」と次戦への意気込みを語った。
28日には初出場の名古屋が流通経大柏(千葉)と対戦する。(高原敦)