【IBARAKI Next Generation Cup2025 U-22日本代表vsU-21 ALL IBARAKI …
【IBARAKI Next Generation Cup2025 U-22日本代表vsU-21 ALL IBARAKI 2025年12月27日(土)14:00キックオフ ケーズデンキスタジアム水戸】撮影/原壮史(Sony α-1使用)
■序盤から支配、前半3−0
2028年ロサンゼルス五輪を目指すサッカーU-22日本代表(※2005年生まれ以降での編成。年齢は18~20歳)が12月27日、ケーズデンキスタジアム水戸でU-21ALL IBARAKIと対戦し、6-1で勝利した。
この大会は、年明けにサウジアラビアで行われるU-23アジアカップ(1月6日〜25日)を前にした貴重な強化の場。3日前にはU-21関東大学選抜戦で5−1と勝っている。27日の試合では、GK小林将天、4バックは左から高橋仁胡、市原吏音、岡部タリクカナイ颯斗、小倉幸成、中盤は碇明日麻、大関友翔、川合徳孟。前線は、左に横山夢樹、右に久米遥太、中央にンワディケ・ウチェ・ブライアン世雄というスタメンを組んだ。
序盤から押し込んだU-22日本代表。自陣では左サイドバックの高橋が、相手陣内では左ウイングの横山が個で鋭い前進を見せ、さらにインサイドハーフの川合が絡んで次々とチャンスを作り出した。
先制点は前半9分に生まれる。川合のパスに抜け出したンワディケがゴールを決めた。続く同14分に横山のパスを受けた川合が加点し、間もない同17分には横山のクロスのこぼれ球を久米が押し込み、3点目をゲットした。
その後、点差が開いたことで逆にALL IBARAKIものびのびとプレーできるようになったが、U-22日本代表のGK小林が堅実なプレーで立ち塞がった。
■石渡、佐藤、道脇がゴール
ハーフタイムを経て、U-22日本代表は8人を交代。前半途中から市原に代わって投入された永野修都に加え、関富貫太と土屋櫂大が最終ラインに入り、中盤は石渡ネルソン、佐藤龍之介、嶋本悠大の組み合わせ。前線の左右に石橋瀬凪と古谷柊介、そして中央に道脇豊が入った。
しばらくは攻めあぐねる時間もあったが、後半30分にコーナーキックから石渡が頭で合わせて4点目を決めると、同36分にFW道脇がこぼれ球を詰め、同38分には佐藤ミドルを突き刺して6−0とした。その後、後半アディショナルタイムに1点を許したが、U-22日本代表が計6点のゴールラッシュでの大勝を収めた。
次なる戦いは1月6日からサウジアラビアで行われるU23アジアカップ。2026年は海外遠征だけでなく、9月には日本開催のアジア競技大会にも参戦。2028年のロス五輪へ向けて、1つ1つ歩みを進めていく。
■試合結果
U-22日本代表 6-1 U-21 ALL IBARAKI
■得点者
9分 ンワディケ・ウチェ・ブライアン世雄(日本)
14分 川合徳孟(日本)
17分 久米遥太(日本)
75分 石渡ネルソン(日本)
80分 道脇豊(日本)
83分 佐藤龍之介(日本)
90+3分 橋本峻(IBARAKI)