日本ゴルフトーナメント振興協会(GTPA)のまとめによると、25試合が組まれた2025年の国内男子ツアー総ギャラリー数…
日本ゴルフトーナメント振興協会(GTPA)のまとめによると、25試合が組まれた2025年の国内男子ツアー総ギャラリー数は韓国開催の2試合、非公開の新規大会「前澤杯 MAEZAWA CUP」を除いた22試合で23万2884人だった。同じく22試合が対象の前年から2万7148人、1試合あたり1234人の減少に至った。
■「日本オープン」「中日クラウンズ」など人気大会が大幅減
コロナ禍が明けて以降、2022年は18万3380人、23年は25万4686人、24年は26万32人と増加していたが、ここにきて順調だった客足の回復にストップがかかった。新規大会を除く18試合のうち前年から減少したのは7試合。なかでも10月「日本オープン」は7883人減の7794人に落ち込んだ。
毎年コースを変えるサーキット形式で行うナショナルオープンは、開催地によってギャラリー数が大きく左右される。昨年の東京ゴルフ倶楽部(埼玉)から、今年は日光カンツリー倶楽部(栃木)で開催。茨木カンツリー倶楽部(大阪)が選ばれた2023年は2万1951人の大入りだった。同じく別コースを巡る「関西オープン」も3404人減の3368人、「日本プロ」も4965人減の8905人と前年を大きく下回り、こちらも開催地の地域性やアクセスが影響した可能性がある。
一方で、ツアー施行初年度の1973年から名古屋ゴルフ倶楽部・和合コース(愛知)で行われている「中日クラウンズ」は3961人減の1万8911人。例年2万人を超える人気大会の不振も総ギャラリー数の減少に響いた。
■総ギャラリー数のトップ3
3位:6月「BMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ」 2万180人
会場:宍戸ヒルズカントリークラブ 西コース (茨城)
メジャー第2戦で2000年に創設されたツアープレーヤーNo.1決定戦が3位だった。昨年比は164人の増加。多くのギャラリーが蝉川泰果の最年少日本タイトル3冠達成を見届けた。
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2位:8月「Sansan KBCオーガスタ」 2万4015人
会場:芥屋ゴルフ倶楽部(福岡)
“夏フェス”をテーマにした昨年3位の一戦が2位にランクインした。大会恒例の取り組みとして、アイドルグループHKT48のライブや、出場選手によるアプローチコンテストなどを実施。独自色の強い大会は前年比2351人増だった。
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1位:11月「三井住友VISA太平洋マスターズ」 3万3164人
会場:太平洋クラブ御殿場コース(静岡)
鮮やかな紅葉が彩る御殿場大会が1位を防衛した。初日から最終日までシーズン最多を記録する“完全V”。前年比5715人増で2010年(3万1451人)を上回る大会史上最多動員(記録の残る1992年以降)となり、今季の国内男女ツアーで最も多くのギャラリーが熱戦を見守った。