11月に日本で初開催されたデフリンピックで、陸上の走り高跳びで5位に入賞した岡山市在住の佐藤秀祐選手(21)が市役所を…
11月に日本で初開催されたデフリンピックで、陸上の走り高跳びで5位に入賞した岡山市在住の佐藤秀祐選手(21)が市役所を訪れ、大森雅夫市長に結果を報告した。「緊張したけどたくさんの応援のおかげで楽しめた。次はメダルを取る」と語った。
佐藤選手は中学2年で本格的に走り高跳びを始めた。岡山聾(ろう)学校高等部を卒業し、現在は平林金属で勤務しながら社内の陸上競技部で練習に励む。昨年と今年の日本デフ陸上競技選手権で連覇し、初のデフリンピック出場を決めた。
11月に東京であった本番。180センチから始めた試技は183、186センチまですべて一発でクリアした。しかし189センチで3回失敗。自己ベストの195センチに挑む前に戦いを終えた。
銅メダルの選手の記録が192センチ。向かい風と低い気温という悪条件だったというが、「みな同じ条件で戦って負けた。実力不足を痛感した」と振り返る。
「4年後までに海外で経験を積んで場数を踏めば、間違いなく金メダルが取れる」と福本幸監督は太鼓判を押す。「ヒトはどれだけ高く跳べるのか」に挑みたいと競技を始めた佐藤選手。「走り幅跳びや三段跳びにも挑戦したい。心と体を鍛え直し、次は必ず金メダルを取る」と誓った。(小沢邦男)