第105回全国高校ラグビー大会は27日、東大阪市花園ラグビー場で開幕し、1回戦があった。東海大大阪仰星(大阪第1)と常…
第105回全国高校ラグビー大会は27日、東大阪市花園ラグビー場で開幕し、1回戦があった。東海大大阪仰星(大阪第1)と常翔学園(大阪第2)は初戦を飾り、シードの大阪桐蔭(大阪第3)をあわせた大阪府勢3校は30日、2回戦にのぞむ。
25回目の出場で、ノーシードとなった東海大大阪仰星は、坂出第一(香川)と対戦。21トライの猛攻で137―0と圧勝した。
前半1分、ラックから展開されたボールを山本健剛選手がトライ。それを皮切りにトライを量産した。湯浅大智監督は「最後まで全力を尽くす大切さを実行できた」と話した。
2回戦の相手は、シード校の佐賀工。前回大会では、苦しい展開から逆転勝ちした。
常翔学園は、茗渓学園(茨城)と対戦し、41―29で勝った。常翔は前半6分、ラックから展開して伊勢亀大悟選手がトライして先制、さらに2トライで17―5とリード。だが、後半は一進一退だった。白木繁之監督は「初戦で緊張感のあるゲームが出来たのはプラスだ。でも、もっとできる」。2回戦は、大会3連覇を目指す桐蔭学園(神奈川)と対戦する。(編集委員・中島隆)