<プレミアリーグ:アーセナル2-1ブライトン>◇27日(日本時間28日)◇第18節◇ロンドンアーセナルがブライトンを2-…
<プレミアリーグ:アーセナル2-1ブライトン>◇27日(日本時間28日)◇第18節◇ロンドン
アーセナルがブライトンを2-1で下し、3連勝で首位をキープした。勝利の立役者となったのはスペイン代表GKダビド・ラヤ(31)だった。
1点リードの後半半ばから押し込まれる時間帯が増えた中、同31分に神懸かり的なスーパーセーブで強烈な一撃を阻んだ。ボックス右からブライトンFWミンテがゴール左隅上へ鋭く巻いたシュート。瞬時に反応し、右指で触れてゴール外へはじきだした。
アルテタ監督は「衝撃的だった。思わず目を見張ってしまった。重要な場面でああいうパフォーマンスが必要になってくる」と称賛した。
このビッグプレーが勝負の明暗を分けた。この日、先に行われた試合でマンチェスター・シティーがノッティンガム・フォレストに2-1と勝利し、暫定首位に浮上。引き分けなら得失点差で首位を譲り渡す状況だっただけに、ラヤのプレーは値千金のものとなった。
試合はブライトンが三笘薫を体調不良で欠いた中、アーセナルが立ち上がりから優勢に進めた。前半14分にMFウーデゴールのミドルシュートで先制。さらに後半7分にCKからMFライスが鋭く蹴り込んだボールが相手オウンゴールを誘発し、リードを広げた。
後半19分にゴール前のこぼれ球をMFディエゴ・ゴメスに押し込まれ、1点差とされたが、アーセナルはホームで最少得点差を守り抜いた。
アーセナルは30日のアストンビラ戦でも勝ち点を積み上げれば、首位ターンとなる。