現地12月26日、ベルギーリーグの第20節が行われ、シントトロイデンが敵地でスタンダール・リエージュと対戦して2−1の…
現地12月26日、ベルギーリーグの第20節が行われ、シントトロイデンが敵地でスタンダール・リエージュと対戦して2−1の逆転勝利を収めた。その試合直後に撮影された「実は初めて」の集合写真が話題を集めた。
昨季は残留争いに巻き込まれる苦しいシーズンを過ごしたシントトロイデンだったが、今季はバウテル・フランケン監督の下で開幕から好調をキープ。この日はスタメンにGK小久保玲央ブライアン、DF谷口彰悟、MF山本理仁、MF伊藤涼太郎、FW後藤啓介が名を連ね、ベンチのDF畑大雅とMF松澤海斗と計7人の日本人選手とともに敵地に乗り込んだ。
試合は前半20分に先制を許すも、同25分に相手選手がレッドカードで退場すると、同35分に後藤が同点ゴール。そして後半18分には前線で複数人が絡んでの巧みな連携から、最後は後藤がワンタッチゴールを決めて逆転に成功した。そのまま2−1で勝利を飾り、今季成績を12勝3分け5敗(3位)とした。
そして、この試合が年内ラストマッチとなったことから、試合後のピッチ上でサポーターをバックにしての日本人7選手の集合写真が撮影された。
クラブは公式SNSに「今年一年、応援ありがとうございました!!明日から少しだけ、チームはオフに 来年も引き続き、応援よろしくお願いします!!」とつづって写真を公開し、ハッシュタグで「実は初めて7人揃っての写真」と明かしている。
■「実は初めて」の集合写真に「意外すぎる」
今季の充実ぶり、そして勝利の余韻に浸りながら全員が笑顔で写る集合ショットに対して、SNS上には「めっちゃいい写真」「逆転勝利おめでとーーー!!」「ブライアンかわいい」の声。「実は初めて」の集合写真に「意外すぎる」のコメントとともに、「今季、優勝も充分に狙える」「今季CL権獲得してCL出場し、ベルギーリーグ内で次のサンジロワーズ的なポジションを得てほしい!!」とチームの後半戦の戦いも期待する声も寄せられた。
クラブのオーナーが日本企業であることから日本人選手の欧州リーグの“登竜門”としての役割も果たしているシントトロイデンだが、今季の戦いぶりはそれに留まらない“強さ”を見せている。もしシントトロイデンが優勝すれば、日本サッカー界にとって、また新しい扉が開くことになるはずだ。