12月28日(日)は中山・阪神の2場開催となっている。■有馬記念でミュージアムマイルが古馬撃破を狙う  中山11Rは…

 12月28日(日)は中山・阪神の2場開催となっている。

■有馬記念でミュージアムマイルが古馬撃破を狙う
 中山11Rは芝2500mの有馬記念(GI)。ミュージアムマイルは皐月賞馬で、セントライト記念を制し、前走の天皇賞(秋)でも2着と好走した。3歳馬ながら古馬相手に互角以上の戦いを見せており、グランプリ制覇に期待がかかる。対するは昨年の覇者で前走のエリザベス女王杯を制したレガレイラ、昨年の日本ダービー馬で前走ジャパンCで3着のダノンデサイル、宝塚記念を逃げ切ったメイショウタバルなど。

■2025ファイナルSでジョイフルニュースが今年を締めくくるか
 中山12Rは芝1600mの2025ファイナルS(3勝)。ジョイフルニュースは前走の甲斐路Sで惜しくも連勝は途切れたが、2着と好走した。このクラスでも力は上位で、今年の締めくくりを勝利で飾りたい。対するはひと叩きで巻き返しを図るカニキュル、最内枠から巻き返しを図るペリファーニアなど。

■ギャラクシーSはノーブルロジャーに注目
 阪神11Rはダート1400mのギャラクシーS(OP)。ノーブルロジャーは3走前のエニフS6着、2走前の神無月S4着と掲示板を確保し、前走のオータムリーフSでは3着に入った。堅実な末脚でOP初勝利を目指す。対するは3走前に同条件の天保山Sを勝っているコンクイスタ、巻き返しを期すワイワイレジェンドなど。

■フェアウェルSでアシャカトベが3連勝に挑む
 中山10Rはダート1200mのフェアウェルS(3勝)。アシャカトベは2走前の1勝クラス、前走の2勝クラスと連勝中。勢いは十分で、昇級即通用の期待が高まる。対するは同じく前走で2勝クラスを勝ち上がったアンズアメ、前走の福島放送賞を制したルージュアズライトなど。

■サンクフルSでローランドバローズが3連勝を狙う
 阪神10Rは芝2000mのサンクフルS(3勝)。ローランドバローズは2走前の1勝クラスを勝ち、前走の堀川特別も連勝で飾った。春には若葉Sで2着の実績もあり、ここでも力が一枚上だろう。3連勝を狙う。対するは同じく2連勝中で勢いに乗るキーパフォーマー、休み明けを叩かれたガジュノリなど。

■グッドラックHCはピックデムッシュが巻き返しを期す
 中山9Rは芝2500mのグッドラックHC(2勝)。ピックデムッシュは3走前の町田特別で2着、2走前のセントライト記念では4着と重賞でも健闘した。前走の2勝クラスでは2着と惜敗したが、実績上位で勝ち負け必至だ。対するは2走前の北辰特別を圧勝したボンドロア、前走の菊花賞で7着と健闘したコーチェラバレーなど。

■ハッピーエンドCはディーズゴールドの勢いに注目
 中山8Rはダート1800mのハッピーエンドC(2勝)。ディーズゴールドは2走前の未勝利戦、前走の1勝クラスと連勝中。特に前走の勝ちっぷりが強く、充実期に入った印象だ。ここで3連勝を狙う。対するは昇級初戦の前走で3着に入ったジェイエルマスター、前走の鹿島特別で2着と好走したプルナチャンドラなど。

■中山6Rの新馬戦でメイショウタバルの半妹キミガハマ、ミッキークイーンの仔ミッキーファルコンなどがデビュー
 中山6Rは芝2000mの新馬戦。
・半兄に25年宝塚記念など、重賞3勝を挙げたメイショウタバル(父ゴールドシップ)がいる、ディーマジェスティ産駒のキミガハマが戸崎圭太騎手でデビューする。

・15年オークス(GI)などGI2勝を含む重賞3勝を挙げたミッキークイーンの仔で、半姉に24年愛知杯を勝ったミッキーゴージャス(父ミッキーロケット)がいる、エピファネイア産駒のミッキーファルコンが松山弘平騎手でデビューする。

・半兄に22年エルムSを勝ったフルデプスリーダー(父ヘニーヒューズ)がいる、サートゥルナーリア産駒のサートゥルチェアが横山和生騎手でデビューする。

・半兄に19年デイリー杯2歳Sを勝ったレッドベルジュール(父ディープインパクト)、半兄に20年デイリー杯2歳Sを勝ったレッドベルオーブ(父ディープインパクト)がいる、エピファネイア産駒のレッドレガリアがC.ルメール騎手でデビューする。

・全兄に25年ユニコーンSを勝ったカナルビーグル(父リアルスティール)がいる、リアルスティール産駒のソフィアが三浦皇成騎手でデビューする。

■阪神4Rの新馬戦でマルシュロレーヌの仔マルシュボヌールなどがデビュー
 阪神4Rはダ1400mの新馬戦。21年BCディスタフ(G1)など、重賞5勝を挙げたマルシュロレーヌの仔でドレフォン産駒のマルシュボヌールが高杉吏麒騎手でデビューする。

■阪神6Rの新馬戦でヒシイグアスの半弟レジェルテ、セレクトセール1億2000万円のリアライズブライトなどがデビュー
 阪神6Rは芝1600mの新馬戦。
・セレクトセール1歳4200万円(税抜き)、半兄に23年中山記念など、重賞3勝を挙げたヒシイグアス(父ハーツクライ)がいる、シュヴァルグラン産駒のレジェルテが小沢大仁騎手でデビューする。

・半兄に24年新潟2歳Sを勝ったトータルクラリティ(父バゴ)がいる、シスキン産駒のララファキュルテが和田竜二騎手でデビューする。
・セレクトセール1歳1億2000万円(税抜き)ブリックスアンドモルタル産駒のリアライズブライトが菱田裕二騎手でデビューする。

■地方競馬で3重賞
・金沢競馬場では18時15分に金沢ファンセレクトC2025(重賞)が行われ、重賞3勝のナミダノキスなどが出走する。
・高知競馬場では17時40分に金の鞍賞(重賞)が行われ、3走前に重賞で2着したクスダマなどが出走する。
・佐賀競馬場では18時05分に中島記念(重賞)が行われ、重賞3勝馬で5連勝中のビキニボーイなどが出走する。