今季、気合の「斜め松葉」でキャリアハイの成績を残した中日松葉貴大投手(35)が、来季のプロフィル写真でも新たに何か仕掛け…

今季、気合の「斜め松葉」でキャリアハイの成績を残した中日松葉貴大投手(35)が、来季のプロフィル写真でも新たに何か仕掛ける考えを明かした。

「今年にかける気合の表れです」と、今季のプロフィル写真で斜めを向きギロリとにらみを利かせていた。そのプロ13年目は初の規定投球回に到達。前半だけで7勝を挙げ球宴にも選ばれた。オフにはFA宣言残留し複数年契約を結ぶ充実のシーズンとなった。

松葉は「今年あれをやってちょっと成績がひどかったら大変でした。いい結果が出たんで」と笑った。「来年は来年で、またちょっと写真を撮る時に考えます。何にするか2月までにしっかり考えてきます」とアイデアを練る。

8月に36歳を迎える来年はプロ2度目の年男でもある。「期待値を超えられるような成績を出したい。複数年だからとずっと2軍にいるわけにはいかない。毎年結果が求められる。いいルーキーにも勝っていかないと」と即戦力右腕のドラフト1位中西聖輝投手(22)らとの争いをくぐり抜け、1年間先発ローテーションを守り抜く。来季のプロフィル写真にどんな願いを込めた表情を見せてくれるのか楽しみだ。【石橋隆雄】