DeNA井上絢登内野手(25)が“宇宙ポーズ”の定着を目指す。プロ初本塁打は豪快な1発だった。7月2日の中日戦(横浜)で…

DeNA井上絢登内野手(25)が“宇宙ポーズ”の定着を目指す。

プロ初本塁打は豪快な1発だった。7月2日の中日戦(横浜)で1軍昇格し「6番左翼」でスタメン出場を果たした。1回2死満塁の今季初打席で、プロ初本塁打となる逆転のグランドスラム。本塁打後には、両手の人さし指を天に突き上げる“宇宙ポーズ”を決めた。

ヒーローは、初のお立ち台でも強烈なインパクトを残した。天然キャラで愛称は「宇宙人」。第一声を勢いよく放った。「宇宙ー!」。何度も「宇宙ー!」と叫ぶ姿に、ベンチで見ていたチームメートは大爆笑。井上は恥ずかしさのあまり「マジ終わった…」と頭を抱えたが、反響も大きかった。

今オフの野球教室では、子どもたちから「宇宙やってください」と多くのリクエストを受けた。「ホームランを打って、またお立ち台に上がれるように」と井上。来季に向けて「レギュラーを取っていくには打率が課題。打てるポイントの引き出しをしっかり増やす」と、自主トレのテーマは明確だ。3年目は、スタメン奪取で“宇宙ポーズ”の披露機会も増やしていく。【山本佳央】