【ベルギーリーグ】ヘンク 3-5 クルブ・ブルッヘ(日本時間12月26日/セゲカ・アレーナ)【映像】伊東の「30m爆走ス…

ゴールに突進する伊東純也

【ベルギーリーグ】ヘンク 3-5 クルブ・ブルッヘ(日本時間12月26日/セゲカ・アレーナ)

【映像】伊東の「30m爆走スーパーゴール」

 ヘンクに所属する日本代表FWの伊東純也が、復帰戦で相手4人を打ち破る圧巻のゴール。ベルギー現地メディアから称賛を浴びている。

 ヘンクは日本時間12月26日のベルギーリーグ第20節でクルブ・ブルッヘと対戦。首位チームをホームに迎えた一戦で、一時は同点に追いつきながらも3ー5で敗れている。

 しかしこの試合では、10月14日のブラジル代表戦(キリンチャレンジカップ)で負傷した伊東が、約2カ月ぶりに戦列復帰。1点を追いかける72分にピッチに立つと、直後の76分にいきなり結果を残した。

 左サイドでボールを受けた伊東は、食いついてきたDFウーゴ・シケをかわすようにカットイン。そのままドリブルでボックス内に侵入すると、シケとMFヒューゴ・ヴェトレセンに挟まれる形となったが、それでもグイグイと突き進む。最後はDFブランドン・メシェレのスライディングの前にシュートを放ち、GKダニ・ファン・デン・フーヴェルのニアを撃ち抜いてゴールネットを揺らした。

伊東の活躍に現地メディアが反応

歓喜する伊東純也

 この30m爆走弾は、現地メディアにも大きな衝撃を与えている。WEBサイト『VOETBALKRANT』は、「この日本人選手はわずか4分間で、スタジアムを完全に麻痺させた」と、そのインパクトの大きさを表現。「彼はドリブルで相手を抜き去り、ゴールまで迫り、華麗なフィニッシュを決めた」と称え、スタジアムがこの一撃で大歓声に包まれた様子を伝えた。

 また、現地紙『Het Laatste Nieuws』も「左サイドからボールを受けた伊東がシケをかわし、ドリブルでゴールへ。クルブ・ブルッヘの選手たちは誰も止めることができなかった」と、そのアンストッパブルな突破力を評価。さらに『SPORZA』も、「交代出場の伊東はパスを受け、ためらうことなくディフェンスをドリブルで突破。ニアコーナーに突き刺した」と、迷いのないプレーと精度の高いフィニッシュを賛辞と共に伝えた。

 今夏にスタッド・ランスからヘンクに復帰した伊東は、この日のゴールで今季3点目。2026年は健康体と活躍を祈りたい。

(ABEMA de DAZN/ベルギーリーグ)