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12月27日、東京体育館で「SoftBank ウインターカップ2025 令和7年度 第78回全国高等学校バスケットボール選手権大会」の男子準々決勝4試合が行われ、準決勝に進むベスト4が出揃った。
第1シードの鳥取城北高校（鳥取県）は、北陸学院高校（石川県）の猛追を受けながらも65－61で競り勝ち、インターハイをウインターカップの夏冬連覇に前進した。北陸学院は2年生の小笠原和真が3ポイント8本を含む32得点と大爆発し、第4クォーターに脅威の粘りを見せたが、あと一歩及ばなかった。
その鳥取城北への挑戦権を手にしたのは、前回大会王者の福岡大学附属大濠高校（福岡県）。“怪物1年生”の白谷柱誠ジャックが20得点7リバウンド、2年生エースの本田蕗以が15得点でけん引し、土浦日本大学高校（茨城県）を81－67で退けた。
3試合目は、福岡第一高校（福岡県）が帝京長岡高校（新潟県）の反撃を振りきり76－72で勝利した。宮本聡と宮本耀の双子ガードが要所で存在感を示し、最後はチーム最多16得点を挙げたトンプソンヨセフハサンが勝利を手繰り寄せる3ポイントを成功。チーム一丸で5年連続となる準決勝進出を決めた。
ベスト4最後の1枠は、最終盤に試合をひっくり返した東山高校（京都府）が手にした。第2シードの八王子学園八王子高校（東京都）を相手に、第4クォーターまでビハインドの苦しい展開だったが、佐藤凪が逆転弾を含む29得点の大暴れ。土壇場で覚醒したエースが、東山を2大会連続となる準決勝へと導いた。
27日に行われた準々決勝4試合の結果と、28日に行われる準決勝の対戦カード一覧は以下の通り。
▼12月27日のウインターカップ男子結果一覧
鳥取城北 65－61 北陸学院
福岡大学附属大濠 81－67 土浦日本大学
帝京長岡 72－76 福岡第一
東山 77－74 八王子学園八王子
▼12月28日のウインターカップ男子準決勝カード
鳥取城北 － 福岡大学附属大濠
福岡第一 － 東山
