<東京女子プロレス:新宿大会「TJPW Year-End Party 2025」>27日◇東京・新宿FACE◇観衆429…

<東京女子プロレス:新宿大会「TJPW Year-End Party 2025」>27日◇東京・新宿FACE◇観衆429人(超満員)

第3試合のシングルマッチで上原わかなと風城ハルが対戦。この試合は来年1・4後楽園で行われる「プリンセスタッグ王座戦:上福ゆき&上原わかな(王者組)VS愛野ユキ&風城ハル(挑戦者組)」の前哨戦だったが、ハルが7分38秒、フィッシャーマンズ・スープレックスホールドで上原から勝利を挙げた。

終盤、ハルが得意のストレート・アームバーで上原の腕を痛めつけると、上原は苦悶(くもん)の表情。ハルが十六夜(変形ストレート・アームバー)に移行すると、上原はロープエスケープし、逆にバナナピローでハルを捕獲した。何とかエスケープしたハルは、上原から高速ブレーンバスターを浴びるが、すかさずフィッシャーマンを繰り出して3カウントを奪った。

ハルは試合後「今の上原わかなを1対1で感じることができてすごくうれしかった。これでイッテンヨン前、先週の前哨戦も今日の前哨戦も勝つことができて、2週連続で前哨戦を勝つことができているので、今日で私個人としての力も少しアップしたと思うので。この勢いをイッテンヨン、来週に向けて…ぶつけたいと。ぶつけるためにパワーをためてためて、イッテンヨンで全部ぶつけたいと思います」と気勢を上げた。

一方の上原は「ハルとシングル、イッテンヨンの前哨戦だったんですけど、今回は負けてしまいました。普段だったら私、今まで負けてメソメソ泣いてたんですけど、上福さんとベルトを持って防衛して、心も体も強くなったので、今はもう泣きません」と気丈に話した。

そして「ハルとは去年のねくじぇねトーナメントの2回戦でシングルで敗退してしまって。ただその後の大田区のビッグマッチでは私、ハルから直接取っているので。ビッグマッチ、デカいところでは絶対私が勝っているので。次のイッテンヨン、本当に年の始まりの大事な試合なので、そこでも私がハルから取りたいなと思います」と本番でのタッグ王座防衛を誓っていた。