◆スピードスケート 全日本選手権兼ミラノ・コルティナ五輪代表選考会 第2日(27日、長野市エムウェーブ) 女子5000メ…

◆スピードスケート 全日本選手権兼ミラノ・コルティナ五輪代表選考会 第2日(27日、長野市エムウェーブ)

 女子5000メートルは高橋侑花(デンカエレクトロン)が7分17秒72で初優勝を飾った。

 3000メートル通過は全体2位だったが、後半に粘って2位に3秒95差をつけた。昨季まで3連覇していた堀川桃香(富士急)が不在。五輪の出場枠を獲得できなかった種目ではあったが、初めて表彰台の頂点に立ち「あまりいい状態で臨めなかったので悔しい思いはあったけど、レース中に今できることに集中して力を発揮できた」と安どの表情を見せた。

 10月の全日本距離別選手権で7分14秒58の2位にとどまった。W杯前半4大会の代表を逃した。「自分が今までやってきたことはウソじゃない。国内で練習する期間があると捉えて、この負けが自分のためになるとすぐに切り替えた。この先もスケートの改善にフォーカスして取り組んでいきたい」。28日は1500メートルに出場する。